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2. CORNERS(コーナーズ) キルティングフレアースカート
4. マドモアゼルロペ キルティングチェーンドロストミニバッグ
5. COLONY 2139(コロニー トゥーワンスリーナイン) キルティングキャスケット
キルティングとは、生地と生地の間に中綿を挟み、ステッチを施した生地のことです。
ステッチは直線・曲線・花柄などがあり、使われる生地も綿・ナイロン・リネンなど様々です。
歴史は意外と古く、エジプト・ロシア・中国などで防寒用や敷物として使用されていたようです。
7世紀頃にヨーロッパに伝わり、衣類や室内装飾として多様化していきました。
保温効果、装飾として使われることが多いキルティングですが、ステッチの仕方や生地の違いで異なる表情を見せてくれます。
コート定番の素材でもあり、LAVENHAM(ラベンハム)のような老舗ブランドも採用しているほど。
子どもっぽいイメージがあるという方もいるかもしれませんが、近年トレンドとして人気の素材です。
取り入れると、ぐっとおしゃれな雰囲気になりますよ。
キルティングの特徴は主に5つです。
おしゃれなだけじゃない、機能性の高さも注目すべきポイントです。
生地と生地の間に中綿を挟み込んでいるキルティング。
通常の生地と比べて厚みが増し、中綿が空気の層を作ってくれるので、1枚でも暖かいのが特徴です。
コートの裏地や半纏(はっぴ)にも使用されるほどの保温性です。
1枚では使いにくい薄い素材も、キルティングにすることで耐久性が高まります。
生地がヘタレにくくなるので、バッグに使われることもあります。
厚みのある生地ですが、中綿なので見た目の割に軽いのが特徴。
布の量が多いコートは重たくなりがちですが、キルティングコートなら同じ布の量でも軽く仕上がります。
実際キルティングのアイテムを着てみると、その軽さに驚く方も多いはず。
コートやスカートのようなボリュームの出るアイテムにこそ一押しの素材です。
衣類でどうしても気になってしまうのがシワ。
座ったあとにスカートにシワがついてしまった…
そんな経験がある方もいるのではないでしょうか。
その点、キルティングは生地にハリがあるのでシワになりにくく、お洋服本来のシルエットを楽しめます。
機能性はさることながら、ステッチがデザイン性もプラスしてくれます。
ステッチは直線や曲線を交えたものから、細かい花柄を施したものまで多種多様。
生地が無地であれば、のっぺりせずにコーディネートのアクセントになりますし、生地が柄物ならカジュアルな印象をプラスしてくれます。
ストライプなら縦線を強調して、スッキリ見せてくれますよ。
キルティングは「保温性」「耐久性」があるため、コートやジャケットによく使われています。
ナイロン素材なら「防水性」もプラスされるので、アウターにはもってこいの生地です。
1枚で季節感を取り入れやすく、フェミニンにもカジュアルにも振れる使い勝手の良さから、スカートやトップスも増えてきていますよ。
また、小物であればバッグもおすすめ。
荷物で重くなってしまいやすいバッグですが、キルティング生地のバッグなら軽くて丈夫で普段使いにぴったり。
ブランドバッグでもキルティングレザーがよく使われています。
ナイロンバッグならカジュアルに、レザーバッグならフェミニンに決まります。
その他、洋服以外では室内のマットやラグ、シーツにも使われています。
「パッチワークキルト」「ハワイアンキルト」のように室内装飾がメインのものもあります。
丈夫さから、お子さんのバッグやコートに使われていることも。
実は身近な生地ということがお分かり頂けるでしょう。
「キルティングはどうやってお手入れすればいいのか迷う」という方も多いのではないでしょうか。
キルティングの間に入っている中綿は水に弱く、縮みやすい素材です。
型崩れが心配な方は、ドライクリーニングに出すのがベストです。
ただ、物によっては自宅で洗うこともできます。
まずは衣類の品質タグを見て、水洗いが可能かどうかを確認します。
生地の素材によっては洗えないことがあるので注意してください。
洗える場合はデリケート素材用の洗剤で手洗い、または洗濯機の手洗いコースで優しく洗ってください。
洗濯ネットを使う、脱水を短くする(1分がおすすめです)等、衣類に負担がかからないようにするのがポイントです。
洗濯後は中綿も含めしっかりと乾かしてください。
洗濯後は、中綿をつぶさないようにハンガーにかけて収納します。
着用後、毎回洗うのは難しいと思います。
シーズン終わりにクリーニングに出して汚れを落としておけば、来年もまた気持ちよく着られますよ。
機能性やデザイン性にすぐれたキルティングですが、なかなか上手に取り入れられない…
そんな方でも使いやすいアイテムを厳選してご紹介します。
一枚で印象に残りやすいキルティングアイテム。
初めての方は、無地のものから取り入れるのがおすすめです。
キルティングのアウターは、ショート丈なら使いやすいはず。
厚すぎず薄すぎない生地感のものなら、もこもこしすぎずスッキリ着られますよ。
このアウターは、ステッチが縦に入っているのもポイント。
縦のステッチで子供っぽくなりすぎず、大人でも使いやすい印象になります。
今までのワードローブに1点プラスするなら、襟がついていないノーカラーが使いやすいです。
写真のようにハイネックのニットを合わせたり、ブラウスの襟をあえてのぞかせるような着こなしもできます。
襟がついているものよりも着回し力が高く、女性らしい印象になるので、ぜひ形にも注目してみてください。
価格:7,678円(税込)
カラー:ブラック、キナリ、カーキ
サイズ:S・M
素材:表地:ナイロン 100% 、中綿:ポリエステル 100%、パイピング:ポリエステル 100%、裏地:ポリエステル 100%
フェミニン派の方はこんなスカートはいかがでしょうか。
キルティングはハリがありシワになりにくい素材なので、スカートならシルエットが際立って綺麗なフレアを楽しめます。
チェック柄のステッチと格子柄のステッチの切り替えで、コーディネートのアクセントになりますね。
他のアイテムはベーシックなものでまとめるとより取り入れやすく、キルティング素材が際立ちます。
ブーツを合わせて季節感をさらにプラスすると、一気に秋冬の装いの完成です。
価格:5,390円(税込)
カラー:ブラック、ベージュ、カーキ
サイズ:M
素材:表地:ポリエステル100%、中綿:ポリエステル100%、裏地:ポリエステル100%
「キルティングをクールに着こなしたい!」
そんなときはベストなどのマニッシュなアイテムに取り込むのがおすすめ。
小ぶりな柄のキルティングなら、さりげなく取り入れられます。
少しロング丈なので、スラックスやカラーパンツとの相性が抜群。
前を開けて羽織ったり、カーディガンのインナーにしたりと使い回しもしやすいベストは、1枚持っておいて損はないアイテムです。
価格:7,700円(税込)
カラー:カーキ、ブラック、オフホワイト
サイズ:フリー
素材:ナイロン、ポリエステル
レザーキルティングなら、クラシカルなテイストにも合わせられますよね。
チェーンにもレザーが編み込んであり、さらに上品な印象。
チェーンは片側に引っ張ると、ロングショルダーとしても使える2WAYタイプです。
秋の初めはまだまだ暑い日もあるため洋服は取り入れにくいですが、バッグのような小物で秋を先取りしてみてはいかがでしょうか。
ヴィンテージっぽい雰囲気もあるので、ワンピースやフレアスカートに合わせるのもおすすめです。
価格:8,800円(税込)
カラー:オフホワイト、ブラック
素材:合成皮革 100%、ポリエステル 100%
ベロア素材のキルティングなので、柔らかく女性らしい印象になります。
サイズ調整が可能で、ヘアスタイルが崩れにくく、小顔効果もありますよ。
見た目だけでなく、防寒にも大活躍するキルティング素材。
ニット素材のようにカジュアルになりすぎず、おしゃれをしながら防寒できるのが嬉しいポイントです。
価格:2,750円(税込)
カラー:キャメル、ブラック
素材:表地: ポリエステル70%・綿30%、裏地: ポリエステル65%・綿35%
キルティング素材を取り入れたコーディネートもご紹介します。
取り入れ方に迷った際は、ぜひ参考にしてください。
キルティングアウターのカーキは、ミリタリーテイストのものが多め。
ちょっと辛口のアウターには、柄物のふわっとしたワンピースを合わせてバランスを調整すると、簡単に着こなせますよ。
柄物を選ぶときは、アウターの色が入っているもの、あるいは同じトーンのカラーのものを選ぶのがポイント。
このコーディネートも、くすみカラーでまとまっています。
そこにピンクのインナーを入れることで、差し色に。
くすみカラーだけだと少し地味になりかねないですが、差し色があることで、コーディネートがパッと明るくなります。
キルティング素材のフレアスカートはシルエットがしっかり出るので、ボリューミーでインパクト大。
合わせるトップスは思い切ってコンパクトにすると、ボリュームのあるボトムとの対比で華奢見えしますよ。
薄手のハイゲージニットやリブカットソーも相性が良いアイテムです。
色をダークめなトーンでまとめることで、クラシカル&シックな印象に。
ヘアもコンパクトなアレンジにすると、落ち着いた佇まいが目を引くスタイルになります。
トレンドを取り入れておしゃれをしたい方には、キルティングのベストを取り入れるのがおすすめ。
ハードな印象になりがちなキルティングベストですが、ディテールや形を工夫すれば取り入れやすくなります。
短めボトムやミドルブーツも、今注目のアイテム。
ミドルブーツなら、露出が抑えられ、大人女子でもコーデを合わせやすくなります。
スカートなら、ミニスカートや柔らかい素材で落ち感のあるロングスカートおすすめ。
パンツスタイルなら落ち感のあるワイドパンツのような、カジュアルになりすぎないアイテムを合わせてみてください。
上半身にボリュームが出るコーディネートなので、短かめボトムでバランスを取ると、身長が低い方もスタイルアップして見えますよ。
キルトシャツは、センタープレスの入ったスラックスとパンプスを合わせると、綺麗めスタイルに大変身。
初秋から着られ、お仕事にも着ていきやすいコーディネートになります。
ボトムを柄物に変えれば、プライベートでも着られますよ。
一見無地のシャツに見えるキルティングシャツ。
柄物とも相性が良く、手持ちのお洋服とも合わせやすいです。
スウェットと合わせて、キルティング本来のカジュアルな雰囲気を存分に楽しんでみても良いでしょう。
スウェットでも部屋着っぽくならない理由は、インナーに着たシャツとタイトスカート。
少しきちんとした印象のアイテムを足すことで、ご近所にならない素敵コーデが完成します。
つい合わせやすいダークカラーだらけになりがちな秋冬のコーディネート。
アイボリーのアウターなら、コーディネートをパッと明るく柔らかい雰囲気にしてくれます。
もうダークカラーのアウターは持っているという方は、明るいカラーのアウターも試してみてくださいね。
おすすめは、アイボリーやベージュ。
真っ白よりも落ち着いた雰囲気で、汚れも目立ちにくいです。
キルティングは「暖かい」「軽い」「丈夫」と機能性はもちろん、デザイン性も高い生地です。
秋冬のファッションを暖かくおしゃれに楽しむなら、ぜひ取り入れてほしいアイテムの一つ。
一枚持っていると、マンネリしがちな秋冬のコーディネートのスパイスになってくれます。
フェミニンなアイテムが好きな方は淡い色のスカート、カジュアルが好きな方はキルティングアウターというように、テイストを問わず取り入れられるのも嬉しいところ。
今年の秋冬は、ぜひ「キルティング」に注目してみてください。
最終更新日 : 2023/11/22
公開日 : 2021/09/24