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花粉症の原因は、スギやヒノキなどの植物の花粉が目や鼻の粘膜についたときに、粘膜にあるマスト細胞がヒスタミンなどのアレルギー誘発物質を放出することで起こるアレルギー反応です。
つまり、からだがスギやヒノキなどの花粉を異物だと判断し、からだの外に排除しようとしている状態なのです。
花粉が入り込む鼻や目で、このアレルギー反応が起こるため、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・のどの違和感が主な症状として表れます。
次に、花粉症の症状を緩和する方法を紹介していきます。
どれも簡単にできるものなので、ぜひ実践してみてください。
花粉症は物理的に花粉を避ければ、症状が楽になります。
例えば、花粉から目を守るためにメガネや花粉用ゴーグルで眼の粘膜を保護すれば、花粉を寄せ付けることができません。
通常のメガネでも約40%花粉との接触を減少するとされており、さらに花粉症用のメガネでは約65%減らすことができます。
また、花粉から鼻を守るためには、私たちが普段しているマスクでも吸い込む花粉を約30%から85%減らすことができるといわれています。
ついてしまった花粉は水で流れます。
外から帰ってきた際にはすぐに洗顔をすることで、まつ毛や目の周りの花粉を取り除くことができます。
また、鼻の場合は「鼻うがい」がおすすめです。
一般的に薬局やドラッグストアで売られている鼻うがいの液体は、薬剤を体液と同じ塩分濃度に調整してあるため、鼻がツーンと痛くなることはありません。
鼻に入った空気中のホコリや汚れと同時に花粉を洗い流してしまいましょう。
花粉症の症状を緩和するのに、ビタミンDのサプリメントを摂取することもおすすめです。
花粉症などのアレルギー症状は、ビタミンDが不足すると発現しやすいことがわかっています。
そして、ビタミンDの中でも、きのこ類に多く含まれる植物由来のビタミンD2よりも、魚介類に多く含まれるビタミンD3の方が効果的といわれています。
ビタミンD3は、鮭やしらす干し、あん肝に多く含まれていますが、食事で十分量を摂取するのは大変です。
そのため、サプリメントでビタミンDを効率的に摂ることをおすすめします。
「根本的に花粉症になりにくい体質を目指したい」
「薬の副作用なしで花粉症の症状から解放されたい」
このようにお悩みの方には、医薬品として効果が認められている漢方薬もおすすめです。
「目のかゆみ」「鼻水・鼻づまり」「くしゃみ」など、花粉症やアレルギーの症状にも効果が認められている漢方薬はいくつもあります。
以下に、花粉症の方におすすめの漢方薬をご紹介します。
くしゃみや水っぽい鼻水が出る方に。
からだの中に滞った「水」を発散させてくれます。
鼻水より鼻づまりが強い方に。
おだやかに「水」を発散させて辛夷が鼻の通りを改善してくれます。
手足が冷えて水溶性の鼻水がある方に。
からだを温め発汗することで新陳代謝を上げ症状を改善してくれます。
漢方薬はご自身の状態や体質にうまく合っていないと効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあるため注意が必要です。
また、漢方薬には種類も多いため、たくさんの漢方薬からご自分にあった漢方薬を見つけるのは大変です。
そんな時は、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスが便利です。
オンライン漢方サービスでは、漢方に精通した薬剤師とAI(人工知能)が、あなたに効く漢方薬をしっかり見極めてくれますよ。
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花粉症の方は、毎年春が近づくと憂鬱になりますよね。
でも、日々の生活の中できちんと予防をして万全な対策をとっておけば、憂鬱になる必要はありません。
また、花粉症の症状がでにくい体質に改善できれば、つらい花粉症の症状も軽減していくでしょう。
執筆・監修:薬剤師 西林 聡裕
1981年千葉県生まれ。
薬学部卒業後、調剤薬局にて薬剤師として従事し、店長、管理薬剤師などを経験。
その後、人々に合う真の健康を模索するため医療業界を多面的に活動。
所有資格は、研修認定薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、公認スポーツファーマシスト、日本抗加齢医学会指導士、NR・サプリメントアドバイザーなど多数。
現在は既存の医薬品だけでなく、日本古来の漢方薬から最新のサプリメントまで幅広い知識で各々に合う体調改善を提案し活躍中。
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最終更新日 : 2021/02/22
公開日 : 2021/02/22