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腸から排泄されずに残った便は、下腹をぽっこりさせます。
脂肪が増えていなくても、排泄されずに残った便によって下腹部が膨張することで、太ったように感じたり、太って見えたりすることがあるのです。
便は腸内に長時間ため込まれると腐敗します。
すると悪玉菌が増え、腸内環境が悪化し、便秘を繰り返すという悪循環を起こすことも。
さらに腸内環境が悪化すると、腸の栄養を吸収する力が弱まってしまいます。
そうするとダイエットに必要な栄養素も取り込みづらくなってしまい、痩せづらくなってしまうことがあるのです。
便秘の原因で大きなものは2つです。
運動は腸の動きや血流に影響します。
ここでいう運動とは、スポーツなどの強度の高い運動をすることよりも、普段の生活の中でいかにからだを動かしているかがカギです。
腸が元気に働き、スムーズに排便するには運動が欠かせません。
食べた物が便になるので、食べ物と便は大きく関係します。
食べた物の内容や量によって便の状態が変わるのです。
また、便を作る腸内の環境は食べ物次第で良くも悪くもなります。
「便秘のせいで痩せないのかも…」と思ったら、まず普段の生活を振り返ってみましょう。
普段の生活の積み重ねで今のあなたのからだがあります。
つまり、お腹スッキリ、からだもスッキリになるような生活をすれば良いということです。
特に便秘の原因になりやすい運動と食事について見てみましょう。
スポーツが好きな人は積極的に運動をしましょう。
ただ、スポーツに興味がない人は、便秘解消のためにスポーツを始めなくても大丈夫です。
例えば、普段の生活の中で座っていることが多いのであれば、1時間に1回程度は立ちあがり、トイレに行ったり窓辺に行ったりする。
またはエスカレーターではなく階段を使う。
車を止めるときは目的地より少し遠くにするなど、歩くシーンを増やせると良いですね。
さらに姿勢に意識を向けるだけでも、便秘解消に効果が期待できます。
おへその下に意識を向けて力をこめ、おしりをキュッと締めてみてください。
お腹の中の圧力が高まり腸も刺激できます。
加えて腹式呼吸を意識することで呼吸が運動になります。
腹式呼吸とは胸はあまり動かさず、お腹を膨らませたり、薄く平らにしたりする呼吸のこと。
仰向けになると誰でも自然に腹式呼吸になります。
意識的に腹式呼吸を行うと腹筋が動き、腸も動かすことができますよ。
便秘対策の食事というと、食物繊維や乳酸菌を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
食事は何を食べるかも大切なのですが、どう食べるかも重要です。
まずは3食規則的に食事をすること。
同じ時間に規則的に食事をすることで、腸の動きにリズムが生まれます。
逆に食べたり食べなかったり、食事の時間が開きすぎたりすると、腸のリズムが乱れてしまい上手く便を押し出せなくなるのです。
次に便秘解消に大切なことは、食事の量を減らしすぎないことです。
便はある程度のカサがないとうまく排泄されません。
便のカサを確保するためには、食事をしっかり食べることが必要です。
カロリーを気にして食事を減らしたり、糖質制限でごはんを減らしたりしすぎると、便のカサが減ってしまい便秘になりやすくなります。
そして、ゆっくりよく噛んで食べることも重要です。
よく噛まずに食べる早食いは、食べ物を大きな塊のまま胃に送ることになります。
大きな塊の食べ物は胃でうまく消化できず、未消化物として腸に送られます。
未消化物は長時間腸で溜め込まれ腐敗し、腸内環境を悪化させ、便秘を繰り返すことにもつながります。
「便秘しにくい体質を目指したい」
「あれこれダイエット法を試してみたけど痩せない…」
そのようにお悩みの方には、体の内側から改善を目的とする漢方薬がおすすめです。
漢方薬は「コロコロ」「しぶり腹」「長引く便秘」「腹痛」「下痢も繰り返す」など、様々な症状にいくつも効果が認められています。
漢方医学は、心とからだのバランスを整えて自然治癒力を高めることで、全身の健康を回復にすることを目的としています。
漢方薬はあらゆる症状に効果が認められている医薬品ですが、自然の素材がからだにやさしく働くため、一般的に副作用が少ないといわれています。
特に漢方薬は今起こっている不調を抑えるだけでなく、根本的な体質の改善を目指すものですので、便秘などの症状や太りやすい体質に悩む方に最適です。
バランスの良い食事や適度な運動を毎日続けるのは難しい…という場合も、漢方薬なら毎日飲むだけなので無理せず続けられることでしょう。
・大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう):便が硬くのぼせやふきでもの、口臭が気になる方
大腸を刺激し、便秘に伴う腹痛や便秘や排便時の痛みを和らげます。
・麻子仁丸(ましにんがん):便が硬くてコロコロしている方、皮膚が乾燥しやすい方
腸の運動を高め、水分を保持して便を軟らかくします。
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、六君子湯(りっくんしとう):疲れやすく、いきんでも便が少量しか出ない方
胃腸の働きを高めます。
疲労感に加え食欲不振や吐き気が強い方は六君子湯がおすすめです。
漢方薬は、ご自分の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
たくさんの漢方薬から、ご自分にあった漢方薬を見つけるのは大変ですよね。
そんな時は、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのも良いでしょう。
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痩せない理由は食べ過ぎではなく、便秘が原因の可能性もあるというお話をしました。
便秘は生活習慣が原因であることがあり、運動や食事を見直したり、漢方薬のサポートを受けたりすることで改善が期待できます。
便秘を解消して、お腹もからだもスッキリさせてくださいね。
執筆・監修:管理栄養士 小原 水月(おはら みづき)
ダイエット合宿所、特定保健検診の業務に携わり、のべ600人以上の食事と生活習慣をサポート。
自身が漢方薬を使用して体調回復した経験から、栄養学と漢方を合わせたサポートを得意とする。
現在はWebを中心に食と健康の分野で執筆中。
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最終更新日 : 2021/01/18
公開日 : 2021/01/18