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肩こりの原因については諸説ありますが、一般的には筋肉への血流不足が肩こりを引き起こすといわれています。
長時間のデスクワークや、スマホを同じ姿勢で使用し続けていたり、ストレスや緊張で無意識に肩に力が入っていたり、身体が冷えていたりすると、肩の周りの筋肉が硬くなってしまいます。
そして、硬くなった筋肉は周りの毛細血管を圧迫し、筋肉の血流不足を引き起こすのです。
血流が不足すると、筋肉は酸素や栄養が足りない状態になり、乳酸やプロスタグランジンなどの疲労物質や痛み物質が蓄積していきます。
これが肩こりのメカニズムです。
肩こりになりやすい筋肉は、僧帽筋上部線維・肩甲挙筋・斜角筋群などです。
このうち、僧帽筋上部線維と肩甲挙筋は、肩甲骨に付着しています。
したがって、肩甲骨をしっかり動かすことによって、筋肉の血流が改善され、肩こりを解消できる可能性があります。
みなさんの生活を振り返ってみてください。
肩甲骨を意識して動かしているでしょうか?
おそらく、肩こりをお持ちの方は、なかなか肩甲骨に意識が向いていないと思います。
以下に、肩甲骨を動かし肩こりを改善するストレッチを紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
ストレッチを行う際に注意していただきたいのは以下の3点です。
一般的に普及している「10秒ストレッチ」はほとんど効果がありません。
筋肉のこりをほぐし、血流を改善させるためには、30秒~2分かけてゆっくり筋肉を伸ばしていきましょう。
また、ストレッチ中に呼吸は止めないようにしましょう。
呼吸を行うことで、より筋肉に酸素が行き渡り、ストレッチ効果が高くなります。
なお、これから紹介していくのは、どれも肩甲骨に付着している筋肉を伸ばしていくストレッチになります。
そのため、肩甲骨の動きを意識しながら行うようにしてください。
まず右手を後ろの背中の方へまわします。
そして、頭と首をゆっくり左側に倒していきましょう。
右側の肩や首が伸びているのが感じられたらOKです。
30秒~2分ストレッチしたら、左右を換えて行うようにしてください。
両手を前方にグッーっと伸ばしていき、できるだけ前方に手を持って行くようにしましょう。
ポイントとしては、身体を丸めることです。
また、上半身は動かないように固定しておくことも大切です。
肩甲骨が前方に引き出されるので、その動きを感じながら行いましょう。
両腕を90度に開き、背中の方へ引き寄せます。
左右の肩甲骨で、背中の真ん中にある棒を挟み込むようなイメージを持って行いましょう。
肩と耳をくっ付けるようなイメージで、グーッと肩に力を入れてすくめます。
このとき、できるだけ肩に力を入れましょう。
全力を出し切ったら、ストンッと肩を脱力させます。
これを10回ほど繰り返します。
肩甲骨が上下に動くので、その動きを意識しながら行いましょう。
「いろいろ試してみたけど肩こりが治らない」
「体質を改善して肩こりしにくい身体を目指したい」
このようなお悩みを抱えている方には、体の内側から改善を目的とする漢方薬がおすすめです。
肩こりに効果が認められている漢方はいくつもあります。
漢方医学は、心と体のバランスを整えて自然治癒力を高めることで、全身を理想の健康状態に回復にすることを目的としています。
漢方薬は様々な症状に効果が認められている医薬品ですが、自然の素材が身体にやさしく働くため、一般的に副作用が少ないといわれています。
特に漢方薬は今起こっている不調を抑えるだけでなく、根本的な体質の改善を目指すものなので、冷えや疲れなどの症状や太りやすい体質に悩む方に最適です。
気になる方は、漢方医学を日々のヘルスケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
バランスの良い食事や適度な運動を毎日続けるのは難しい…という場合も、漢方薬なら毎日飲むだけなので、無理せず続けられることでしょう。
身体の熱や炎症を取り、痛みをやわらげ、便通をつける作用があります。
肝臓や胃腸の病気、高血圧に伴う肩こりなどの諸症状に用いられています。
血行を良くして熱のバランスを整える作用があります。
肩こりの他にもめまい、冷え、のぼせなどの諸症状に用いられています。
漢方薬は、ご自分の状態や体質に上手く合っていないと効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
たくさんの漢方薬から、ご自分にあった漢方薬を見つけるのは大変ですよね。
そんな時は、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのも一つの手です。
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肩こりの原因は、僧帽筋上部線維・肩甲挙筋・斜角筋群の血流不足にあります。
これらの筋肉の多くは肩甲骨に付着しているので、肩甲骨をしっかり動かすことで血流が改善され、肩こりの解消に繋がります。
また、肩甲骨ストレッチをしても肩こりが治らないという方は、元々の体質が関係しているのかもしれません。
なかなか肩こりが改善しないという方は、漢方薬を取り入れることで体質が改善され、肩こりが軽減する可能性があります。
つらい肩こりには肩甲骨ストレッチや漢方薬を試し、肩こりに悩まない体質を目指しましょう。
執筆・監修:理学療法士 濱南 くにひろ
公立大学を卒業後、病院で理学療法士としてリハビリテーションに携わる。
車いすバスケットボールチームのトレーナー経験もあり、医療・福祉・スポーツ分野に幅広く関わる。
現在はフリーランスWebライターとして活動中。
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最終更新日 : 2021/01/15
公開日 : 2021/01/15