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ホットワインとは、ワインを温めてフルーツや香辛料で風味を付けたドリンクです。
ヨーロッパではクリスマスマーケットでよく飲まれており、クリスマスシーズンになるとホットワインの屋台が立ち並びます。
英語では「モルドワイン」、フランスでは「ヴァン・ショー」、ドイツやオーストリアでは「グリューワイン」と呼ばれ、寒い冬を超えるためのお供としてたくさんの人に愛されています。
ホットワインを作るのに使用するのは、レモン・オレンジなどの柑橘系のフルーツや、シナモン・クローブ・スターニアスなどの香辛料。
さらに砂糖やはちみつを使って甘みを足すので、リーズナブルなワインでも美味しく作れて、ワインの渋みが苦手な人でも飲みやすいのが特徴です。
温めることで常温の時よりもさらに香りがたち、香辛料の香りと重なってリラックス効果も期待できますよ。
ホットワインを作るなら、赤ワインだとさっぱりとしたフルボディ、白ワインだと甘みの少ない辛口のものがおすすめです。
これらを選ぶと、フルーツや香辛料の香りがしっかりと生きて甘みも調整しやすいです。
ホットワインを作る時は、ワインと材料を合わせて鍋で煮立てる方法が一般的ですが、お家で簡単に作りたいならレンジで温めるのが良いでしょう。
レンジで温める時は、吹きこぼれがないよう注意してくださいね。
忙しい日常に疲れた時、ホッと一息つきたい時はぜひホットワインを作ってみましょう。
ワインやシナモンの香ばしい香りに癒されながら、心も体もリラックスできます。
ここでは、スーパーで売っている食材だけで簡単に作れるホットワインのレシピをご紹介します。
ホットワインの中でも王道のレシピがこちらです。
レモンの爽やかな甘酸っぱさとシナモンの風味がワインの苦さを程よく抑えて、とても飲みやすい味になります。
ワインの芳醇な香りとシナモンの香りに癒されながらホッと一息つくことができますよ。
シナモンは香りが立ち、風味がしっかり出るスティックタイプがおすすめです。
安上がりですませたい場合は、シナモンパウダーで代用しても問題ありません。
＜用意するもの＞
＜作り方＞
1口飲んでみて、甘みが欲しい場合は砂糖を足しましょう。
甘党の方なら大さじ1入れるのがおすすめです。
カクテルでもよくある赤ワインとオレンジジュースの組み合わせ。
ここにみかんの缶詰を入れると、みかんの果肉も楽しめるデザートドリンクになります。
このレシピだとワインの苦味はほとんど残らず、みかんの甘酸っぱさを存分に楽しめます。
とても飲みやすく、甘口のワインが好きな方は気に入ること間違いなしです。
赤ワインとオレンジジュースは2:1の割合で入れるのがおすすめですよ。
みかんの缶詰を使う場合は、シロップをスプーン1杯分垂らすと甘味をしっかり出せます。
また、みかんがお家にある場合は、身をほぐして丸ごと入れても美味しいです。
身に付いた白い筋を丁寧に取り除き、お好みで砂糖小さじ1〜2ほど足してみてくださいね。
＜用意するもの＞
＜作り方＞
今回ご紹介する中でも1番簡単に作れるのが、赤ワインにマーマレードを入れる作り方。
マーマレードの甘さの中にも、少し苦味が感じられる味が赤ワインの渋みとマッチし、大人な味わいになります。
ワインの風味をしっかり楽しみたい人は、マーマレードを小さじ3、甘さが欲しい人は小さじ4まで入れましょう。
シナモンスティックなどのお手持ちの香辛料をプラスすると、より香りが引き立ちますよ。
＜用意するもの＞
＜作り方＞
ホットワインを作る時は、柑橘系のフルーツだけでなくりんごを使うのもおすすめです。
りんご自体の香りが強くないので、ワインとシナモンの香りをしっかり堪能できますよ。
甘さも柑橘系のフルーツを使うより控えめなので、甘党の人は砂糖を多めに入れましょう。
飲み終わった後は、赤ワインの味が染みたりんごまで楽しめます。
＜用意するもの＞
＜作り方＞
ホットワインといえば赤ワインを想像する方も多いですが、白ワインで作るホットワインも人気です。
一般的に白ワインは赤ワインよりも渋みが少なく、フルーティーで飲みやすいので、ワインの渋みが苦手な人は白ワインを使いましょう。
白ワインにレモンを合わせると、酸味の強いレモネード風になります。
画像のようにレモンを皮付きのまま丸ごと1個入れると、爽やかなレモンの香りが漂いリラックスすることができますよ。
さらにここにはちみつを入れると、すっきりとした酸味の中に濃厚な甘さがプラスされて、バランスのいい味になります。
はちみつレモン感を強くしたい場合ははちみつを小さじ3入れるのがおすすめです。
＜用意するもの＞
＜作り方＞
りんごとシナモンは、白ワインと合わせても美味しいホットワインになります。
赤ワインと合わせるよりもさっぱりとしてフルーティーな味で、シナモンの風味は少し薄めになります。
ワインとシナモンの香りをしっかりと感じたい人は赤ワインで、さっぱりと飲みやすいフルーティーな味が好きな人は白ワインで作りましょう。
また、ワインの風味をしっかり感じたい人は、レモンで作るよりもりんごを使うのがおすすめ。
皮付きでざく切りで入れると見た目も可愛く、テンションが上がること間違いなしですよ。
＜用意するもの＞
＜作り方＞
手軽に作れるホットワインですが、より美味しく作るならワインやスパイス選びから始めましょう。
ここでは安いのに美味しいコスパのいいワインや、おすすめのスパイスをご紹介します。
フランスの名門パロン ド ロートシルト家が作ったチリ産の赤ワインです。
フルーティな味わいの中にも、カベルネ・ソーヴィニヨンならではの渋みが感じられるバランスの良さが特徴です。
ミディアムボディの赤ワインで、程よいコクとさっぱり感がホットワインを作るのに適しています。
ワイン自体の酸味が強めなので、甘党の人は砂糖やはちみつを多めに入れましょう。
1,000円台と安価ながら美味しくいただけるワインなので、ストック買いしておくのもおすすめですよ。
価格：1,166円（税込）
内容量：750ml
原産国：チリ
シャルドネ デュ モンド2017で金賞を受賞した、世界的な評価も高いフランス産の白ワインです。
りんごや黄桃の香り漂うフルーティな飲み口が特徴的で、さっぱりとした飲みやすいワインになっています。
辛口のワインなので、甘さが調節しやすく、ホットワインを作るのにうってつけですよ。
酸味が強めのワインなので、レモンを合わせると酸味が強くなってしまいます。
りんごとシナモンを合わせて作るのがおすすめですよ。
こちらも1,000円以下のワインなので、手軽に購入できるのが嬉しいですよね。
価格：1,199円（税込）
内容量：750ml
原産国：フランス
ホットワイン作りに欠かせないシナモンスティックも、ネットで買えば安く購入できます。
このシナモンスティックはセイロンシナモンでできているので、上品な香りが特徴的です。
渋みもないので、ワインやフルーツの味を邪魔せず、ホットワイン作りに最適なシナモンスティックです。
セイロンシナモンと同じく有名なカシアシナモンは、渋みが強くクセがある香りなので、ホットワインを作るには不向きです。
購入する時に、シナモンの種類をチェックするようにしましょう。
チャック付きの袋なので保存がきくのも嬉しいところ。
ホットワインだけでなく、紅茶やコーヒー、チャイを飲む時にも大活躍しますよ。
価格：1,080円
内容量：100g
余ったワインや手軽に買えるフルーツで簡単にお家で作れるホットワイン。
ぜひ本記事を参考にして、美味しいホットワインを作ってみてくださいね。
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