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メルカリは、日本で最もユーザー数の多いフリマアプリ。
インターネットを介して、個人のユーザー同士で直接商品の売買ができるサービスです。
2013年のサービス開始から10年以上が経ち、累計出品数は30億品超え、月間利用者数は2,200万人超えとなっています。
「ヤフオク!」や「モバオク」などのネットオークションで採用されている入札形式ではなく、出品者が自由に値段をつけられる仕組みです。
出品者は自分にとっていらないものをお金に換えることができ、購入者は欲しい商品を安く購入できます。
初心者でも簡単に出品あるいは購入ができるので、10代・20代の若年層から50代以上のシニア層まで幅広いユーザーに利用されています。
メルカリの魅力は、なんといってもスマホ・タブレット・パソコンなどのデバイス1台で簡単に利用できること。
最初に無料の会員登録を済ませれば、初期費用や利用料は0円で売買を楽しめます。
まずは、出品目的と購入目的の両方に共通するメルカリの始め方を説明していきます。
メルカリはパソコンやスマートフォンのブラウザ、またはアプリから利用できます。
ただし、ブラウザ版では一部機能が利用できないため、アプリでの利用がおすすめです。
iPhoneユーザーはApp Storeから、AndroidユーザーはGoogle Playストアから専用アプリをインストールしましょう。
続いてアプリを起動(ブラウザ版から利用する場合は公式サイトにアクセス)し、新規会員登録を行います。
Apple・Facebook・Google・dアカウントのいずれかのアカウントでログインするか、メールアドレスを入力するかを選択可能です。
メールアドレスで登録する場合はパスワードを決め、遷移後の画面で氏名・フリガナ・生年月日を入力してください。
メールアドレス以外の登録方法だと、各サービスに登録している本人情報が反映されるので入力の手間が省けます。
必要な情報を入力したら、本人確認を行うための電話番号を入力しましょう。
最後にSMSで送られてきた認証番号を入力すれば、登録完了です。
なお、すでにメルカリを利用している人から「招待コード」を共有してもらい、会員登録時に入力すると、500円分のポイントが双方に付与されます。
会員登録が済んだら、マイページからプロフィールを設定しましょう。
メルカリは顔が見えない相手との取引なので、プロフィールをきちんと設定しておくことで、相手の不安を解消することが可能です。
20文字以内で入力できるニックネームは本名でなくてもOK。
ひと目で相手をイメージできるプロフィール画像も、安心材料になるので設定することを推奨します。
自己紹介文には連絡がとれる曜日・時間帯や、取引で心掛けていることなどを記載します。
出品する可能性がある人は、ペットや喫煙といった商品の保管環境、梱包・発送方法、返信や発送が迅速といったアピールポイント、その他注意事項などを入力すると好印象です。
購入のみで利用する場合でも、「メルカリ初心者です」「購入専用です」など何らかの文章を入力しておくと良いでしょう。
丁寧に自己紹介文を作成することで、トラブルの防止にもつながります。
メルカリの特徴や始め方がわかったら、実際に利用してみましょう。
まずは、商品を売りたい人に向けて使い方を解説していきます。
出品が上手くいけばすぐに買い手が現れるので、「メルカリって楽しいな」と思えるようになるはずです♪
苦手意識を持っている人が多い発送方法の種類や、出品に際してかかる手数料についても触れていますので、手順通りにチャレンジしてみてくださいね。
アプリを開き、下部中央にある「出品」ボタンをタップ。
右下に現れるカメラマークをタップすると、商品の情報を入力する画面が開きます。
この場面では次の項目を入力します。
必須項目をすべて埋めたら、説明や写真は十分か、誤字・脱字はないかなどを再度確認し、最後に「出品する」を押して出品完了となります。
なお、本や家電など一部の商品が対象となっている「バーコード出品」という機能を利用すると、出品したい商品のバーコードをスキャンするだけで、商品情報が自動で反映されて便利です。
メルカリでは、チケットや医薬品など一部商品の出品が禁止されています。
禁止されている商品を誤って出品してしまうと、アカウント凍結・利用停止などのペナルティが発生するため、事前に ヘルプセンター を確認しておきましょう。
出品完了後は、購入検討者から届くコメントにこまめに対応し、商品が売れるのを待ちます。
また、購入される前であれば出品の取り下げや商品情報の変更が可能です。
メルカリでは1アイテムにつき商品画像を最大10枚まで登録できます。
あらかじめ用意した画像をアップロードするか、メルカリのアプリ上で撮影を行いましょう。
写真のクオリティや枚数の多さは、商品の売れ行きを左右する重要な要素のひとつです。
明るい場所で画質のいい写真を撮影するのはもちろん、いろいろな方向・角度から撮影してください。
実物(肉眼)に近い色味を再現し、傷や汚れといった気になる箇所も載せておくと、購入後のトラブルを回避できます。
アップロードした写真にはアプリ上で加工を加えることも可能です。
色味の調整やフィルタ加工、トリミングのほか、ペイントやテキストを追加する機能もあります。
「カテゴリー」と「商品の状態」を選択します。
メルカリにはアパレルやインテリア、エンタメ・ホビー、家電、コスメ・美容など様々な商品が出品されています。
購入者が希望の商品を探せるように、「カテゴリー」=商品の種類・ジャンルの設定は必須です。
「レディース→トップス→ポロシャツ」のように、大ジャンル→中ジャンル→小ジャンルの順で選びましょう。
選択したカテゴリーによっては、サイズやブランド、柄・デザイン、その他カラーや季節感などの特徴を選択できる画面も表示されます。
また、「商品の状態」では新品・未使用なのか、使用済みであればどの程度傷や汚れがあるのかを選びます。
続いて、「商品名」と「商品の説明」を入力します。
「商品名」には見ただけで何の商品か伝わるように、その商品を表すタイトル・ブランド名・カラー名や、検索結果で表示されやすいキーワードを40文字以内で記入しましょう。
先頭に「新品」「未開封」「全巻セット」「動作確認済み」などのアピールポイントを入れて注目を集めるのも◎
「商品の説明」には、商品の状態が詳細に伝わる説明文を1000文字以内で記入します。
正確な商品名や型番、商品の特徴やポイント、色やサイズ、傷や汚れの状態などをできるだけ詳しく、丁寧な言葉遣いで書きましょう。
SNSのように、関連するキーワードをハッシュタグ(#)にして入力してもOKです。
どのように書くべきか迷ったら、「テンプレートを使う」ボタンをタップして見本の文章を選択することもできます。
続いて、配送に関する情報を入力します。
「配送料の負担」では、送料を出品者が負担するか(送料込みの価格表示)、購入者が負担するか(着払い)を選べます。
購入者負担を選択すると価格の計算がしにくく、受け取り時に手間が発生することから売れにくくなるため、基本的には出品者負担を選ぶと良いでしょう。
「配送の方法」では主に10種類の配送方法を選択でき、それぞれ送料や発送・受け取りができる場所、保証や追跡の有無などが異なります。
梱包後に配送方法を決める場合や購入者と相談して決める場合は、「未定」を選んでもOK。
また、1〜3の配送方法では、お互いの住所や氏名などの個人情報を明かさずに取引できる「匿名配送」を利用可能です。
「発送元の地域」はどの都道府県から発送するか選択し(未定でも可)、「発送までの日数」では取引成立から発送までに要する想定日数を選択します。
購入者側にとってはできるだけ早く商品が手元に届いてほしいため、早めの日数が設定されている商品の方が売れやすいです。
ただし、設定した期間で発送できないとクレームや低評価につながる恐れがあるため、確実に対応できる日数を選択しましょう。
商品の販売価格は、300円から1,000万円未満の間で自由に決められます。
市場価格や他のユーザーの販売価格、AIによって自動で推測・表示される「売れやすい価格帯」などを見ながら決定してください。
需要のある人気商品だと相場より高くても売れやすいですが、なかなか購入に至らないときは出品後に値下げを検討しても良いでしょう。
出品時に手数料はかかりませんが、商品が売れた後に販売手数料として設定した販売価格から10%が差し引かれます。
上記の出品画面上に最終的な販売利益額が表示されるので、送料と合わせて考慮し、赤字にならないように価格を決めることが大切です。
商品が購入され、購入者による支払いが完了したら、商品の梱包作業を行います。
支払い完了の通知は、ホーム画面右上の「やることリスト」や画面下部の「お知らせ」に届くので要チェックです。
ダンボールや封筒などの梱包資材は、コンビニや郵便局といった発送場所のほか、100均やネットショップなどで購入できます。
商品サイズや配送方法を加味して資材を選び、配送中の破損や汚損が発生しないように割れ物は緩衝材で包むなど丁寧な梱包を心がけましょう。
クレームや低評価を受けないように適切な梱包状態にする必要がありますが、過剰な梱包はサイズや重量が増えて配送料が高くなるため要注意です。
商品を梱包できたら、選択した配送方法に応じた発送場所へ持ち込むか、集荷を依頼します。
発送場所はコンビニや宅配業者の営業所、ポストや宅急便ロッカーなど配送方法によって異なるため、対応しやすい方法を出品時に選んでおくことが重要です。
購入者の支払いが完了すると表示される相手の住所や名前を、出品者の個人情報と合わせて送り状や封筒に記入しましょう。
あるいは「匿名配送」を選択している場合は、QRコードを表示するだけで発送手続きができます。
出品画面で設定した発送までの日数を超えないように発送したら、取引画面にある「商品の発送をしたので、発送通知をする」をタップ。
このボタンをタップすると購入者に通知が届きます。
商品が到着し、購入者が商品の受け取り評価を完了すると通知が届きます。
出品者が購入者を評価すれば取引完了となり、売上金が入る仕組みです。
評価は「良かった」または「残念だった」を選択でき、任意でコメントも入力できます。
これらはプロフィールの評価一覧に表示され、売買の判断材料にされるため、良い評価を得られるような丁寧な対応がマスト。
購入時にお礼や発送予定に関するメッセージを送ったり、発送時に到着予定日や追跡番号を連絡したりすると印象が良くなります。
反対に、メッセージのやり取りを怠ると不信感を抱かれやすく、商品自体に問題がなくても悪い評価になってしまうケースもあるので要注意です。
メルカリの売上金(商品を販売して得た利益)はマイページに表示されます。
売上金はポイントに変えてメルカリの購入やメルペイの支払いに使用する、あるいは指定の銀行口座に入金することが可能です。
ただし、本人確認を行わず、売上金を180日間使用しなかった場合は失効してしまうので気をつけましょう。
マイナンバーカードや運転免許証などの書類を使用して本人確認申請を行うと、「売上金」が「残高」に変わり、有効期限がなくなります。
売上金はメルカリで商品を購入する際に使えるポイントに交換可能です。
ポイント交換には手数料がかからず、本人確認や口座登録は必要ありません。
欲しい商品の購入手続き画面で「売上金でポイントを購入」をタップすると、1ポイント=1円で使用できるようになります。
メルカリでお買い物をする機会がある方は、ポイントに変換しておくと良いでしょう。
メルカリポイントの有効期限はキャンペーンなど獲得方法によって異なりますが、売上金で購入した場合は365日です。
売上金を現金として手元に置いておきたい方は、本人確認のうえ、指定の銀行口座へ振込申請を行います。
マイページの「振込申請」から口座情報と金額(201円以上)を入力して申請すれば、1〜3営業日後に振り込まれる仕組みです。
なお、口座名義は本人確認を行った名前と一致させる必要があります。
現金化する場合は、金融機関や申請金額を問わず、申請のたびに振込手数料が200円かかります。
また、通常の振込スケジュールより早く受け取れる「お急ぎ振込」を利用する場合は、追加で手数料200円が必要です。
売上金の有効期限180日を過ぎてしまっても、銀行口座を登録済みかつ売上金が201円以上であれば、自動で振込が行われます。
メルペイとは、メルカリアプリの「支払い」画面から利用できるキャッシュレス決済サービスです。
メルカリでのお買い物だけでなく、スーパーやコンビニなど日本全国の加盟店で利用できます。
メルペイ残高は銀行口座やセブン銀行ATMからチャージできますが、メルカリの売上金を反映して使用することも可能です。
本人確認を済ませておくと、売上金はメルペイ残高に自動でチャージされます。
チャージおよび支払い時に手数料はかかりません。
「出品する予定はないけど、お得にお買い物を楽しみたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、購入者目線でメルカリの使い方を解説していきます。
メルカリのホーム画面には、閲覧履歴や購入履歴などをもとにおすすめの商品が表示されます。
画面上部にある検索窓をタップすると、「ワンピース ブラック」など任意のキーワードで検索をかけることが可能です。
欲しい商品の目星がある程度決まっているときや特定の商品を探しているときは、直接入力してみましょう。
また、その下に表示される「カテゴリーからさがす」や「ブランドからさがす」をタップして探してもOKです。
検索結果一覧を見て気になる商品を見つけたら、各商品ページに進んで商品画像の下にあるハートマーク(いいね!ボタン)をタップ。
マイページの「いいね!一覧」に保存されるので、すぐ購入しなくても後から見返せて便利です。
メルカリでは購入者都合での返品はできません。
購入したい商品が見つかったら、購入手続きへ進む前に、写真や商品の詳細、出品者のプロフィールなどをしっかりと確認してください。
出品者によっては、商品購入前にプロフィールを読んでほしいことを意味する「プロフ必読」、コメントでの事前確認が必要な「即購入禁止」、値下げを行わない意思を示す「値下げ交渉不可」などの独自ルールについて記載している人もいます。
独自ルールに従わなければならないというメルカリ公式の規定はないものの、低評価やトラブルに発展しないように守った方が良いでしょう。
また、商品画像や商品名に「◯◯様専用」と書かれている商品は、特定のユーザーの取り置き品であることを意味します。
こちらもユーザーの独自ルールですが、横取り購入はマナー違反と捉えられるため、避けるのが無難です。
使用感や着用イメージなど、商品の説明欄に書かれていないことで知りたい情報がある場合は、いいね!ボタンの右側または商品ページの下部にあるコメント欄から質問を送れます。
商品の内容に問題がなければ、各商品ページの画面下部に表示されている「購入手続きへ」をタップ。
支払い方法・回数およびクーポン・売上金・ポイントの使用について選択し、「購入する」をタップしたら取引画面に遷移します。
なお、初回の購入時には住所の入力が求められます。
支払い方法としてコンビニ/ATM払いを選択した場合は、できるだけ早めに支払いを完了させましょう。
決済を終えたら、あとは出品者からの発送を待つだけです。
このとき、取引メッセージで「購入しました。発送よろしくお願いいたします」などひと言添えると◎
出品者から「購入ありがとうございます」「明後日発送します」といったメッセージが届いた場合も、まめに返信することで良い印象を与えられます。
メルカリでは、次の9つの支払い方法を選択できます
1〜5は手数料が無料、6〜9は有料です。
支払い金額に応じて100円〜880円がかかります。
商品が手元に届いたら中身を確認し、問題がなければ受取評価を行いましょう。
出品者の使い方でも解説したとおり、評価は「良かった」または「残念だった」を選択し、任意でコメントを入力します。
なお、「ゆうゆうメルカリ便」で発送された100サイズ以下の商品は、自宅以外での受け取りも可能です。
取引画面下部の「お届け先」をタッチし、コンビニ・郵便局・はこぽす受取のいずれかの場所を指定すれば変更できます。
メルカリの検索機能を使いこなせば、求めている商品に出会える可能性がグッと上がります。
「キーワードからさがす」「カテゴリーからさがす」「ブランドからさがす」の3つの基本検索だけでなく、絞り込み機能や並べ替え機能も活用してみてください。
3つの基本検索を行ったあとの検索結果画面には、右上に「絞り込み」というボタンが表示されます。
サイズや色、価格帯や商品の状態などをさらに絞り込んだ状態で再検索できるので、より自分の求める条件に合う商品を探しやすくなります。
注目すべき機能は「除外キーワード」。
例えば「レディースワンピース」というキーワードで検索し、「半袖」という除外キーワードを設定した場合、「半袖」と記載された商品を除いた検索結果が表示されるようになります。
また、「販売状況」は「販売中」にチェックを入れましょう。
売り切れの商品を省き、購入できる状態の商品だけを表示できます。
頻繁に検索するキーワード+絞り込みは、毎回設定するのは面倒ですよね。
そんなときは、検索結果の画面下部に表示される「この検索条件を保存する」をタップ。
検索条件を最大100件まで保存でき、検索窓をタップしたときの画面に表示されるようになります。
なお、検索条件名の右側に表示されている縦3点のマークをタップすると、当てはまる商品が新たに出品されたときに通知が届くように設定できます。
検索画面に表示されるタブを切り替えると、指定した順番で商品を並べ替えて表示できるため、希望の商品を探しやすくなります。
選択できる並び順は次の5パターンです。
メルカリは要らなくなったものをコストをかけずに売れて、欲しいものを安く買える画期的なサービスです。
ユーザー数と出品数がどんどん増え、新しい機能も次々リリースされていることから、今後ますます盛り上がることが予想されます。
まだ使ったことのない方や初心者の方も、本記事を参考に上手に出品&お買い物を楽しんでみてくださいね♪