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持っているだけで気分が上がるティッシュケース。
本記事では、裁縫初心者さんでも簡単に作ることのできるポケットティッシュケースの作り方をご紹介します。
ポケットティッシュを作りはじめる前に、まずは必要なものを確認しましょう。
布はポケットティッシュの種類によって変わるため、作るケースの種類ごとに提示しています。
今回は、100円ショップで購入した「カットクロス」(50×55㎝)を用意しました。
今回の作り方では、アイロンがあると作業がとてもスムーズになりました。
お家にある方は、ぜひ用意してから作り始めてみてください。
その他にも、アレンジ用のリボンやワッペンもあると素敵ですね。
今回は下記3種類のティッシュケースの作り方をご紹介します。
「布1枚で簡単に作れるポケットティッシュケース」は、手縫いで作ることもできるので、家にミシンがない方はこちらがおすすめです。
少し工夫したおしゃれなティッシュケースを作りたい方は、アレンジバージョンの「蓋付きティッシュケース」にもチャレンジしてみてください。
こちらは内側にミニ収納スペースもある便利なデザインです。
今回ご紹介するティッシュケースの中で、最もシンプルで簡単な形です。
ミシンがない方も手縫いでササッと作ることができます。
15×23cmの布を1枚用意しましょう。
まずは、先ほど用意した布の両端を1cmずつ、2回折ります。(青線、ピンク線それぞれ手前に折る)
この際、都度アイロンをかけるとその後縫いやすくなります。
そして、先ほど折った両端の部分をミシンで縫っていきます。
折り目がずれないようにまち針を使うと安心です。
ミシンでは、返し縫いをすると丈夫な仕上がりになります。
手縫いで行う際は、この部分は「波縫い」で縫いましょう。
このように両端を縫い終えたらバッチリです。
その後、布を半分に折って、真ん中に折り目を付けます。
アイロンを当てると綺麗に折り目が付きます。
生地に折り目を付けたら、真ん中に向かって、布の柄が見えるように両サイドを織り込みます。
※表裏を間違えないように注意しましょう。
この時、間3mm程が重なるようにするのがベストです。
その後、青の部分の両端を縫い代5mmで縫います。
手縫いの場合はこの部分は「波縫い」で行います。
次に、縫った部分の縫い代を2〜3mm残して綺麗に切ります。
そして、角が埋まらないように意識しながら、全体を裏返します。
裏返した後にアイロンをあてると、形が綺麗に整います。
形が整ったら、青線の部分の両端をさらに縫い代5mmで縫います。
ここも手縫いの際は「波縫い」で行いましょう。
最後に、もう一度表に返して完成です。
子どもの夏休みの自由研究などにもピッタリな、簡単に作れるティッシュケースの出来上がりです。
裏地付きというと難しそうな印象を持つ方が多いと思いますが、布1枚で意外と手軽に作ることができます。
裁縫初心者さんにもおすすめのティッシュケースです。
13cm×40cmの布を1枚用意しましょう。
チャコペンで印をつけていきます。
左から、2cm・4.5cm・4.5cm・9cm・4.5cm・4.5cm・9cm・2cmで線を引きます。
ブルーの線は「谷折り」、オレンジの線は「山折り」をするので、チャコペンが2個ある方はカラーを分けても便利です。
その後、この線に沿ってそれぞれ谷折り、山折りを繰り返し折り目を付けます。
都度アイロンをかけると、綺麗に折り目を付けることができます。
全て折り目を付け終わったら生地を表に向け、最初の左から3つを折り目に沿って順番に織り込みます。
この左の部分が、片方のティッシュケースの口の部分になります。
その後、1つ飛ばして山折りの部分を織り込み、残りの2面を上に被せます。
全て織り込むとこのような形になります。
折り目を横からみた写真はこのような感じ。
折り目をしっかり整え、青線の両端部分を縫い代0.5cmでそれぞれ縫います。
両端を塗ったら裏返します。
ティッシュケースの口の部分は、2度裏返す作業を行います。
裏返す時、角は細い針などで突っつくと良いでしょう。
仕上げにアイロン作業もすると、さら綺麗に形が綺麗になります。
これで完成です!
先ほどのティッシュケースよりも少し丈夫なケースを作りたい方におすすめです。
蓋とミニポケット付きのティッシュケースです。
生地を組み合わせて遊び心満載のおしゃれなデザインにすることができます。
15cm×28cmの生地1枚と、15cm×37cmの生地1枚を用意します。
ここでは、短い方の布をA、長い方の布をBとします。
Aの布の裏側に印をつけていきます。
写真のように、ヨコから、4.5cm・4.5cm・19cmにチャコペンを引いてください。
ブルーの線は、「谷折り」、ピンクの線は「山折り」で折り目を付けましょう。
折り目通りに織り込み、このような形になればバッチリです。
アイロンをかけながら行うのが良いでしょう。
その後、Bの布の裏側にも印をつけます。
写真のように、ヨコから1cm・9cm・4.5cm・4.5cmにチャコペンを引きましょう。
先ほどと同じように、ブルー線は「谷折り」でピンク線は「山折り」で折り目をつけてください。
Bの生地も折り目通りに織り込み、このような形になればバッチリです。
先ほどの織り込んだAの布とBの布を中表にして合わせます。
黄色の丸の部分がティッシュケースの口部分に当たります。
中表で合わせたら、青線部分の返し口以外の3辺を縫い代1cmで縫います。
折り目がずれないようにしっかりまち針で止めるのが良いでしょう。
3辺が縫えたら返し口から裏返していきます。
角は細いものや針で出して形を整えましょう。
一度裏返すとこのようになるので、黄色の部分はさらにもう一度裏返しましょう。
これで完成です!
デザインがおしゃれなだけでなく、機能性も高いティッシュケースです。
先ほど作ったティッシュケースを簡単に可愛くアレンジするのも良いでしょう。
アレンジにおすすめなのは、レースやタグやリボン、ワッペンなどの簡単に装飾できるアイテムです。
これらは100円ショップや家にあるものでも簡単に揃えることができます。
また、布に使える接着剤や両面テープがあると、針や糸なしでおしゃれにデコレーションすることができるので、子供にもおすすめです。
「自粛期間に何か作ってみたい」「夏休みの自由研究に」という方にもおすすめの手作りポケットティッシュケース。
ティッシュケースは、お裁縫の中でも比較的簡単に作れるアイテムです。
気になったデザインは、ぜひ一度作ってみてください。
最終更新日 : 2021/08/02
公開日 : 2021/07/30